ポケットサイズのミニノート、PA3KX32SAを購入 ~ Ctrl,Shiftキーの謎 ~


もう6月7日の話になるけど、中古のミニノートを衝動買いしました。12,800円ということで、別に安くは無かったです。

基本的なスペックはCPUがAtom Z520 (1コア2スレッド 1.33GHz)にメモリが512MBと、お世辞にも性能がいいとも言えません。→詳細は工人舎公式サイトの仕様

工人舎のPAシリーズ、「工人舎PA」なんて呼ばれてるやつです。

BMJibL0CAAA6ou8この大きさでWindows XPが動作してるんです!最初に電源を投入した時は感動しました。画面サイズは4.8インチですが、解像度は1024*600なので文字が非常に細かいです。

買ってから気づいたこと

  • バッテリーがもう1本付いてきた!

ショップが付けてくれたのか、前の持ち主が一緒に売ったのかはわかりませんが、バッテリーがもう1本付いてきました。これにより、12,800円っていう値段に納得しました。これで、外でバッテリーが切れても安心。

と思っていましたが、バッテリー1本でも十分持ちます!画面OFFで何もしないで放置していたら、仕様書に書いてある7.5時間(JEITAバッテリ動作時間測定法)よりも持ちそうです。

2013年7月15日 22時27分 追記:予備バッテリーの価格は定価8,400円。現在、販売終了。

  • 電源投入回数が少ない

前の持ち主があまり使っていなかったのか、電源投入回数が136回ととても少なかったです。まあ、あまりガッツリ使うようなものでもありませんが。

  • USBポートが折れてた!!

USBポートは周りが金属で覆われていて、その中にプラスチック製の台があって、そこに電極がくっついているといった構造になっています。そのプラスチック部分が折れていました。そして、折れたプラスチック部分は、無理やり逆さまにささっていて、私はそうとは知らずに、USBマウスを接続しました。当然、認識しませんでした。それどころか、接続したUSBマウスが故障しました。プラスチック部分を取り出し、瞬間接着剤を付けて正しい向きにして接着しました。USBポートは無事、正常に使えるようになりましたが、刺した機器がすこし斜めになるのが気になる所です(大きめの無線LANアダプタを挿すと、無線LANアダプタが机と接触し、本体が浮きます)。

  • なんとワンセグチューナーが付いている

一度、ワンセグを視聴してみましたが、負荷は思ったほどかからないようです。アップスケーリングの品質がそこそこいいので、ワンセグなのになめらかでした。しかし、手に持って視聴すると本体が非常に熱くなります。

  • 感圧式タッチパネル!

感圧式タッチパネルが搭載されてました。画面が小さいから操作がしづらいのでは?と思うかもしれませんが、実際使ってみるとそうでもないです。細かい動作は液晶側とキーボード側に1つづつ光学式タッチパッドが付いているので問題はありません。感圧式なので当然、マルチタッチには対応していません。また、応答速度も遅いので、ゲームには不向きかもしれません。筆圧感知機能はありませんが、ペイントツールなどでちょっとした絵を書いたり、メモを取ったりするのには十分使えそうです。

そして、このPCは画面をくるっと回転させてフタを閉じると、画面が表になり、タブレット型になります。

  • 液晶の両サイドに付いているボタンIMG_1340

先ほど書いた通り、このPCは液晶画面を表にして閉じる事ができます。これらのボタンは、そのような状態で使用する時の操作手段の一つでしょう。これは方向キーやマウスボタンに対応しています。左側のボタンは下のキーボードと同じデバイスとして認識されてるので、BIOS設定画面やブートメニューでも使うことができます。十字キーっぽく見えますが、十字キーのように軸はついてないのでアクションゲームでは使いづらいです。左右・上下といった向かい合ったボタンを同時押ししようとすると、全部の方向が反応するので、Dancing☆OnigiriやStepManiaには使えなさそうです。

そんなことより、気になったのは左下にあるCtrlキーとShift、一般的に考えればこれらのキーをタブレット型にして使う機会は少ないでしょうし、なぜCtrlキーとShiftキーだけなのか、Altキーもあった方が便利なはずなのに、なぜ?

じゃあ、一体何に使うの? それは….

 エロゲーだぁぁぁぁっぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ

と私は確信しました。というか、これを書きたいがためにこの記事を作成しました。

確かにこのPC、そういった家族や他人にあまり知られたくないようなコンテンツを楽しむのには最適すぎます。とても、小さいので。

私は15歳なので、当然エロゲーなんてのはプレイしたことがありません。が、CtrlとShiftキーを頻繁に使うゲームが多い”らしい”です。

  • 思っていたよりサクサク動く!?

このPCは、IntelのCPUであるAtomシリーズの中でも特に消費電力が少なく、低性能なAtom Z520が搭載されています。購入する前までは、性能が足りなくてほとんど何も出来ないんじゃないかという懸念がありましたが、実際使ってみるとそうでもありませんでした。Atom Z520は省電力化のためにクロック数も1.33GHzと、他のCPUと比べると低いクロック数で動作しています。そのため、性能も他のCPUよりかなり低いのではないかと思っていました。しかし、このCPUはハイパースレッディング・テクノロジーが搭載されていて、コア数は1つですが、スレッド数は2つです。使うソフトによっては、1.8GHzくらいで1コア1スレッドのCeleron Mよりも快適に感じました。

CPUの性能は問題無さそうです。しかし・・・・

  • メモリ不足に悩まされる

CPUは思ったほど低スペではなかったけど、メモリが少なすぎます!512MBじゃ辛すぎる!

メモリが足りない場合は、メモリの内容の一部がハードディスクやSSDに移動されます。そのため、メモリが埋まってしまっても、動作を続けることができます。しかし、ハードディスクやSSDはメモリに比べると非常に低速です。そのため、動作が重くなり、ストレスを感じる事が多くなります。ゲームなどでは、プレイに支障が出ることもあるでしょう。

Windows XPは2001年にリリースされたOSなので、メモリは256MBでも問題ないはずですが、Service Pack 3になった今では512MBは無いと難しいです。また、インターネットのコンテンツの情報量は日々増え続けています。その分、多くのメモリを使うようになり、数年前までは512MBでも足りていたとしても、現在では1.5GBは無いと快適に使えなかったりと。工人舎PAは2009年の製品です。その当時はメモリ512MBでも快適に使えたのかどうかは知りませんが、少なすぎます。

普通のPCなら、メモリが少ないならメモリモジュールを増設すれば済みます。しかし、このPCはスペースの関係から、メモリチップがマザーボードに直にハンダ付けされていて、メモリスロットが付いて無いので増設は不可能です。

じゃあ、どうやって解決するか、それはメモリを消費しないよう、意識するしか無いです。常駐アプリを極限まで削り、同時に多くのアプリケーションを開かないよう意識し、なるべくメモリの消費がすくないブラウザを使うことでメモリ不足による速度低下は少し防げます。

メモリ不足はとりあえず大丈夫と。だがしかし…….

  • グラフィックアクセラレータを使うアプリケーションの多くが使用不可

「この大きさでメイプルストーリーとか動いたらいいな~スペック的には無理では無さそうなんだけどなー」と、思ってインストールしたのですが、起動しませんでした。

ドライバを更新したり、改造ドライバに変えてみたり、グラフィックアクセラレータをOFFにしたり、メイプルストーリーの設定でリフレッシュレートを変えたり。思いつく限り全て試しましたが無理でした。

また、他のゲームも起動しない物がいくつかありました。また、起動したとしても、途中で応答なしになって異常終了するものもありました。

  • 内蔵無線LAN、MicroSDカードスロットが遅い!?

内蔵無線LANが10Mbpsくらいの速度しか出ません。内蔵無線LANは、USBやMiniPCIeではなく、SDIOで接続されているようです。また、MicroSDカードスロットも同じくSDIOです。MicroSDの速度が遅いのは古い製品なので仕方ないかと。

いろいろ試してみた

  •  乾電池で充電

このPCのACアダプタの電圧は9ボルトです。9ボルトというと、角型乾電池(006P)と同じ電圧です。単三電池(1.5ボルト)を6本直列接続しても9ボルトです。他の普通のノートパソコンのACアダプタは16ボルトか19ボルトが主流でしょうか、とにかく9Vはノートパソコンとしては低い方です。

これはもうやるしかないよね!

やりました!ちゃんと表示が充電中になっている!成功か!?

これでどれぐらい充電されるかはわかりませんが、一応充電中の表示にはなりました。しかし、バッテリーを外した途端、電源が落ちました。

この次は単三電池6本で試しました。今度は、バッテリーを装着せずに、起動しました。Windowsのログオン画面まではいったものの、デスクトップが表示された後に電源が落ちました。

電池切れとかでは無さそう。なんだろう、電圧低下なのかな?

  • ポータブルDVDプレイヤーとして

DVDを再生するソフトをインストールし、DVDドライブを接続し、レッツトライ!

最初は電力不足で動きませんでしたが、DVDドライブの補助電源用のUSBをスマホ用モバイルバッテリーに繋いだ所、ちゃんと動きました!

そして、DVD再生へ…..

これを試した時は6月9日だったかな、再生したのは数時間前に届いた、イカ娘のOADでした。

画質は可もなく不可もなくって感じです。しかし、他の実写DVDだとどうなるかはわかりません(イカ娘は暗いシーンが全く無いので)。

当然、本体は熱くなりますが、コマ落ちはほとんどありませんでした。バッテリーも意外と持ちます。

  • 電子書籍リーダーとして

この本体の大きさ的に、電子書籍を読むのに適してるのではないだろうか、と思って試しました。実際、プリインアプリとして電子書籍アプリが入ってました(このアプリは使わないので削除)。

今回はBookLive!Readerを使ってみました。

画面のサイズがちょうどいいと思いました。私は画面の大きい携帯端末を持っていなかったので、4.8インチはいいと思いました。

しかし、少し重たいです。そして、熱い。あと、画面の反射による映り込みが少し気になります。

  • Linuxを入れてみたり

WindowsよりLinuxの方が、カスタマイズ性が豊かで、動作も軽いはず。ということで、Linux Mintをインストールしてみました。

WindowsとLinux Mintどっちも使いたいので、今回はLinux Mintをmint4winでWindowsアプリケーションとしてインストールしました。mint4winを使えば、パーティション分けをすることなく、WindowsとLinux Mintを共存させることができます。

インストールしてみたところ、Windowsよりは快適でした。しかし、swap領域が256MBしか無くて、少しきつかったです。これは後から、Windowsのpagefile.sysをswap領域としてマウントすることで解決しました。

  • Minecraft

サンドボックス型ものづくりゲーム MinecraftをWindowsにインストールしましたが、起動しませんでした。Linux Mint上にインストールして試したら、起動はしましたが操作が全く出来ませんでした。

  • Twitter専用に?

デスクトップ機ではKrile2というTwitterクライアントを使っていますが、とてもメモリを消費するため、このPCではまともに使えませんでした。ということで、Janetterを入れたところ、かなり快適に動作。画面を回転して、縦長にすると、文字の入力はしづらいけど、見やすい。

そして、Linux Mint上でmikutterというTwitterクライアントを動かしたところ、長時間の使用は難しく感じましたが、そこそこ快適に動作しました。

総評

別にこの記事はレビュー記事として投稿したわけでは無いのですが、一応。

まあ、そこそこ楽しめるPCでした。実用性で考えるとあまり使えませんが、「おもちゃ」として考えれば、まあいいかなと。性能は低いですが、その低い性能、少ないリソースで何かをするというのも中々楽しくてタメになるものです。このPCでは最近の新しいコンテンツはあまり楽しめませんが、2000年代前半の古いフリーゲームやFlashは十分楽しめるので、古い物の良さも教えてくれた気がします。とても良かったです。満足度は★4つぐらいでしょうか。

買い物のついでにたまたまハードオフに寄って、たまたま見つけた。それがこのPCとの出会いです。衝動買いも悪くないかなって少し思いました。

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